高速道路を通行するお客様により「安心して運転する喜びを提供する」ために、ガソリンスタンド(GS)向けの安全安心対策講習会を開催しています。
「誤給油防止5原則」の講習会(※会議形式・フィールド形式)を通じ、ヒューマンエラーによる誤給油の防止に貢献していきます。
※会議形式:資料を見ながら会議室の集合する形での講習会(オンラインも可)
フィールド形式:ガソリンスタンドにて車両を使いながら座学と実践にて、
実際の給油作業を しながら講習会を実施
誤給油防止5原則とは
高速において、時速100キロ以上の車の移動する車両がある中、高速本線上での油種間違いによる車両停止は重大なリスクにつながるため、特に高速道路のガソリンスタンドでは、油種間違いを防止するため「誤給油防止5原則」を実施しております。
誤給油例)
ハイエース(レギュラーガソリン車)に従業員が思い込みで「軽油」を給油する
「軽油」と「レギュラー」の両油種ある車両は注意!
(マツダ車、トヨタハイエース、日産キャラバン等)
ガソリンスタンドにおける油種間違いを防ぐため、
次の5つの原則を「誤給油防止5原則」として実践しております。
1)注文時
お客様から注文油種を口頭確認する
2)(車貼付の)油種ラベル
注文油種と車に貼付されている油種ラベルを照合し確認する
照合時は「指差し呼称」にて確認する
3)コンタミ防止装置
給油ノズルを車両給油口に差し込むとタンク内燃料の揮発蒸気(VAPOR)により
コンタミ防止装置にてノズル油種と車両油種を照合する
タンク内燃料と給油油種が適合していない際は、給油が警報のうえストップし
油種間違いを防止する装置
4)車検証
油種ラベルが無く、コンタミ防止装置が警報を鳴らした際は、車検証の油種と車両ナンバーをナンバープレートと照合し、油種を確認する
5)精算時
精算時に再度、お客様に給油した油種を伝え、油種確認をする
給油はしているが、発進していない事から、高速道路の事故を防ぐ最後の砦である