動作(人の動き)改善

現場を分析し、不要な動きを取り除く、
小さく楽にすることで、効率の良い作業を目指せ!

講義内容

  • 作業効率をあげるには、動作(人の動き)に注目しよう!
    効率良く生産すると、利益の確保ができる!それを実現するために、なぜ動作(人の動き)の改善に着手するのか?目的や考え方を解説し、重要性を把握していただきます
  • 「動作経済の基本原則」に基づいた動作のムダ発見の着眼点
    疲労を最も少なくして、有効な仕事量を増やし、作業者のエネルギーを効率的に活用しよう
    基本原則1 動作の数を減らせ(余分な動作を改善)
    基本原則2 動作を同時に行う(両手が付加価値を生み出すように改善)
    基本原則3 動作の距離を短くせよ(モノの置場をうまく決めよ)
    基本原則4 動作を楽にせよ(もう一歩、踏み込んで改善)

    ムダをなくすための「7N(ナイ)運動」
    作業効率アップのため、動作のムダを徹底排除します。作業しやすい範囲(方向や距離)を正確に把握、それを実現する自作の工具・治具(アイデア)などを紹介します。
    ①歩かナイ、②運ばナイ、③しゃがまナイ、④背伸びしナイ、⑤振り向かナイ、⑥出し入れしナイ、⑦叩かナイ
  • 動作(人の動き)改善を進める7つのポイント
    ポイント1 仕事の時間を把握せよ(時間研究)
    ポイント2 モノの流れを把握せよ(工程分析)
    ポイント3 作業の動作を把握せよ(動作分析)
    ポイント4 人の稼動を把握せよ(ワーク・サンプリング)
    ポイント5 モノの運搬を把握せよ(運搬分析)
    ポイント6 商品や設備の配置を把握せよ(レイアウト分析)
    ポイント7 組立ラインの編成を把握せよ(ライン・バランシング)
  • 動作(人の動き)改善の【事例演習】~進め方を体験~
    講座で学んだ技法を用い、演習課題をもとにグループで分析、動作(人の動き)を上手く改善するやり方を体験していただきます。